ウォッチポイントで受験生をウォッチ
2023-11-29
※これは筑波大学推薦入試の記事ではありません。
筑波大学推薦入試の時期がやってきた!かくいう自分も推薦を受けた1人であり、当日の朝はめちゃくちゃ緊張していたのを覚えている。
大半の受験生はつくばセンターからバスに乗って受験会場に移動することになる。春日エリアなら全然歩いて行けるし、医学や芸専・体専も頑張れば行けるだろうが、本学までの道を寒空の下30分以上歩くのはキツい。そういう訳で受験生は試験開始10時の約2時間前からバス停で待つことになる。字面で既に寒い。
前置きが長くなったが、この記事は何をとち狂ったかわざわざ朝8時につくばセンターに向かい、受験生をウォッチするというものである。相変わらずだな、ハンドラー・ウォルター
AM 8:00
つくばセンターのミスドに籠り、ドーナツとお紅茶をしばきながら優雅に受験生をウォッチする計画だった。

推薦入試では地図下部の6番のりば、一般入試では右上の臨時バスのりばからバスが出る。
ミスドに開店直前に行ったら何故か並んでいた。子どもをバス停に放り込んで朝食をとる保護者達かもしれない。
外に面している席は何席かあるが、ほとんどの席は垂れ幕などで外が見えず、使えるのは実質1席のみである。
席を確保したはいいものの、6番のりばがほぼ見えず目論見が外れた。それでも既に受験生が集まっているのがわかった。

(「TX A4」となっているつくば駅入口に遮られて何も見えない)
あとつくばセンターのミスドはミルクティーのおかわりができない?様で更に計画が崩れた。我々の…計画が…(2023-12-15 追記: おかわりできます)
AM 8:30
オールマインドのように計画が崩壊したので帰ろうとした時、光明がさす。受験生の列がミスド前まで伸びてきたのだ。

ここまで伸びると、特に遮るものがないのでかなりウォッチできる。よりどりみどりの制服を着た受験生、なぜか皆真っ黒な上着を着ている保護者、最後尾を案内する大学関係者らしき者。あまりに列が長すぎて受験生と保護者は不安げな顔をしている。
印象的だったのは何かのチラシを受験生に配る人間である。過去に経験したことがある人によると、これは予備校のチラシを配っているらしい。正気か?
もうちょっとウォッチしたかったが、ドーナツを食べ終わってしまいかつミルクティーのおかわりができなさそうなこと、また普通に店内が混んできたため次のウォッチポイントへ移動した。
AM 8:45
のりば近くの階段を登った先にあるペデに移動することにした。そのためにはミスドを出て受験生の列の横を歩く必要がある。がんばえーと心の中で唱えながら側を横切る。
階段をのぼってすぐの所にベンチがあり絶好のウォッチポイントだが、雲ひとつない青空のせいでめちゃくちゃ寒い。帰りたくなったが帰ろうにもバスが激混みである。そりゃそう。

ミスドからは見えなかったが、ここではひっきりなしにバスが来て受験生が詰め込まれていく様子がよく見える。ここで実際に経験した人間の談だが、バス内は激混み+会場まで普段の倍かかるので立ってるとキツい。座れることを祈ろう。
移動してしばらく経つと、バス停から長く伸びていた行列が団子になっていた。臨時便のおかげだろう。

AM 9:20
9時過ぎに臨時便が打ち止めになりかなりペースが落ちたが、それでも9:20の右回りを最後に受験生がいなくなった。9:30の左回りでギリギリ間に合うといったところだろうか。あの行列を綺麗に捌ききった采配に感動した。
受験生もいなくなったのでウォッチを終了した。
感想
寒い。カイロがいるほどでは無いが、12月前の寒さを舐めていた。
高みの見物をやってみたい人は是非入試の日につくばセンターに行ってみよう!推薦入試と一般入試で1年にチャンスは2回ある。そしてあまりの上手くいかなさに虚しさを抱えて帰ろう。