雛鳥学生の国際会議参加録③

2024-12-07

具体的な内容に入る前に、国際会議SC24でのkerusuの予定を確認しておこう。

11/17 Tutorialに参加する

11/18 Tutorialに参加する、ポスター発表準備

11/19 ポスター発表

11/20 筑波大学ブースの来場客応対

11/21 なし

11/22 なし

11/17 SC1日目

時差ボケの影響か、23時就寝6時起床したkerusu。一周回って健康かも

Tutorialが8:30から始まり、その前に受付を済ませる必要があるので7:30にはホテルを出る。筑波大の1限よりはやい

会場に向かう途中にある公園 アトランタは1996年にオリンピックが開催された地

道中の坂の多さに辟易しつつ、会場に到着。

Georgia World Congress Center

早速受付を済ませると、なにやら作りのしっかりしたリュックを渡された。なんと参加者全員もらえるらしい。参加費$600(学生料金)だけのことはある。

SC24のロゴ入りリュック、現在会社に行くときに使用

K先輩曰く毎年もらえるそうで、見回せば過去のSCのリュックを背負って来ている人が結構いた。K先輩はかさばるからとNo thank youしたらしいが、自分は荷物のことなど全く頭にないのでめちゃくちゃテンションが上がった。

Tutorialに行こう

11/17、18の2日間はTutorialやWorkshopが様々なジャンルで開催されている。Tutorialは専門分野の第一人者による講義のようなもので、筑波大の集中授業と似ている。Workshopは自分は参加していないのでよくわからないが、テーマに沿った発表を聞く場のようだ。

Tutorialには午前・午後・終日開催の3パターンある。参加登録時に参加したいものを聞かれるが、当日好きなTutorialに参加することができる。

自分はParallel Computing 101を受講した。101というのは入門という意味らしく、英語に自信がない自分には最適だと思った。しかし2時間程度で退室した。大体知っている、というか研究室の全体輪講でやった内容とほぼ同じである。講義資料もダウンロードできるようになっていたので、わざわざ対面で説明を聞かなくても…という気持ちになった。このTutorialは毎年やっているようなので、もし同じ境遇の学生がいれば受講しないことをお勧めする。

Tutorial受講者はTutorial Lunchというのがあり、カジュアルなコース料理みたいな食事をとることができる。詳細は別に出す食事特集記事で書くが、あまり自分の口には合わなかった…

1日受講する予定のParallel Computing 101をサボタージュしたので、午後のみ開催のThe Julia Language for Productive High-Performance Computingを新たに受講。が、時差ボケの影響か半端ない眠気がやってきて、ほとんど頭に入ってこなかった。あとあまり講義資料が用意されておらず大半が口頭の説明で、自分の貧弱なリスニング能力では聞き取れない。結局よくわからないまま終わってしまった。

カードキー事件

Exhibitor Receptionという無料の晩飯の機会がありホクホク。物価が高いのでなるたけ自腹で食事したくないのである。写真を撮り忘れたが、ビュッフェ形式でハンバーガーやフランクフルトを作るアメリカらしいものだった。なお野菜は皆無だった。

ホテルに戻り部屋に入ろうとするとなぜかカードキーが使えない。部屋を間違えたのかと物凄く焦ったが合っている。別の階の部屋に泊まっているN先輩も入れなくなっており、このホテル大丈夫か…?と不安になった。

当時の研究室Slack

フロントに行く覚悟をするのに10分くらいかかった。フロントの黒人のおっさんに、カードキー使えなくて部屋に入れないンゴという趣旨の英語をしゃべると、即座に新しいカードキーを渡された。よくあることなのかもしれない。新しいカードキーは無事使えたので、まあ許した。それよりも自分1人で、英語でトラブルを解決できたというのはかなり大事な経験になった。

④に続く